ウルトラQ・第16話「ガラモンの逆襲」 [ウルトラQ]

第16話「ガラモンの逆襲」

監督 野長瀬三摩地  脚本 金城哲夫 特殊技術 的場徹
出演 佐原健二 桜井浩子 西條康彦
ゲスト出演 平田昭彦  義那道夫  沼田曜一

ガラモン

◆・ストーリー

 謎の人物(義那道夫)が天体物理学研究所の金庫に保管されている
「ガラダマの電子頭脳」を遠隔操作で盗み出す。
 しばらくすると多数のガラダマが首都圏に落下して中からガラモンが出現して暴れまくり
、東京は壊滅の危機に瀕する。謎の人物は宇宙人だったのだ。
運転手(沼田曜一)を騙し、ヒッチハイクしたトラックを奪い榛名湖方面に逃走するが、
電波監理局の花沢主任(平田昭彦)や万城目らの追撃の前に任務を果たせずに挫折する。


◆・レビュー

 人間の姿を借りた宇宙人を中性的で妖しい雰囲気と容姿を醸し出す「義那道夫」は、
実に適切なキャスティングだったと思う。一見して「あっ、この人なら宇宙人みたいだな」
と感じるのだから。ラストでは、その中性的な美男がセミ人間に変身してしまうのだが、
その容姿のギャップが凄い。場末のバーやキャバレーの厚化粧のオバサンホステスが
化粧を落として、スッピンになった時の驚きとは、また違った驚異の世界といえよう。

 前回と異なり、今回は首都東京へのガラモンの大量攻撃だが、肝心の電子頭脳が
探知されやすい上に、捕獲し遮断されたらお終いでは、致命的な弱点のある存在なので
対策を立てやすく、地球侵略の為には不十分である。

◆・点数90点
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