ウルトラマン・第4話 「大爆発5秒前」 [ウルトラマン]

◆・第4話 大爆発5秒前

監督 野長瀬三摩地  脚本 南川竜  特撮 高野宏一

出演 ムラマツキャップ(小林昭二) ハヤタ(黒部進) アラシ(石井伊吉)
    イデ(二瓶正也) フジ(桜井浩子) 星野少年(津沢彰秀)

ゲスト出演 大塚周夫 近藤美智子 佐伯 久 

海底原人ラゴン

◆・ストーリー

 木星開発用の原爆6個を積み宇宙ステーションへ向かうロケットが事故で太平洋に落下した。
4個は回収されたが、残る2個のうち1個は海中五千メートルで爆発し、1個が行方不明のまま
になった。ある夜、突然、巨大なラゴンが出現して船舶を襲うが、ラゴンは放射能の影響で
巨大化し、さらに行方不明の原爆を身体にぶら下げていたのだ。
 日本に接近したラゴンは休暇中のフジ隊員(桜井浩子)が居る葉山アリーナに迫るが、
うかつに攻撃できない科特隊は苦境に陥る。しかしウルトラマンがそこへ現れる。


◆・レビュー

 木星開発用に原爆を使用するなら、その後の放射能の除染、除去作業は、
どうなるのだろうか?という疑問を誰もが感じるだろう。SFの世界で宇宙人による
地球侵略物、また宇宙人と実際に会ったという人の中には宇宙人の訪問の理由として、
地球上での原水爆実験や戦争による使用の可能性が、全宇宙の脅威になるから
阻止する為だなんて、ウソかホントか判らない話が出てくる事もある。
今回のような他の惑星の開発に使用するなど非常に拙い事になりそうだが、大丈夫なのか?
 太平洋で1発爆発した事になってるが、海洋汚染等、国際問題になっているかも。
カラーの為にラゴンの皮膚の色が判明した。体色はグリーンで目玉がイエローだが、
深海にすんでいる割には鮮やかな色をしている。

 音楽好きだったラゴンが放射能の影響で狂ってしまい、逆に音楽を聴くと凶暴になる。
巨大化したラゴンはキチガイ怪獣になってしまったのだ。題名は「大爆発5秒前」だが、
副題として「キチガイ怪獣ラゴン現る」とでもつければ良かった。


★・点数30点
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