ウルトラマン 第25話 「怪彗星ツイフォン」  [ウルトラマン]

◆・第25話 怪彗星ツイフォン

監督 飯島敏宏  脚本 若槻文三  特撮 高野宏一

出演 ムラマツキャップ(小林昭二) ハヤタ(黒部進) アラシ(石井伊吉)
    イデ(二瓶正也) フジ(桜井浩子) 星野少年(津沢彰秀)

ゲスト出演 平田昭彦  服部義夫 中島春雄 毛利幸子 宮本智弘 

どくろ怪獣レッドキング 冷凍怪獣ギガス 彗星怪獣ドラコ

◆・ストーリー

 彗星ツイフォンが地球の軌道近くを通過した。その影響で水爆が爆発する懸念があった。
科特隊が調べたところ、オホーツク海で行方不明になった6個の水爆のうちの1個を
怪獣が飲み込み、日本アルプスに潜伏している可能性が高い事が判明。
折しも彗星に乗って宇宙から飛来した怪獣が、日本アルプスに降下する。日本アルプスを
舞台にして怪獣同士と科特隊、そしてウルトラマンを交えて、一大格闘戦が始まる。


◆・レビュー

 キチガイ怪獣「レッドキング」が、ここにも登場する。
しかも今度は水爆を飲み込んだという設定で、さらに厄介な存在になっている。
「キチガイに刃物」ならぬ「キチガイに水爆」である。それにしても本当に頭が悪そうな顔を
している。ケンカをして暴れ回るしか能が無い生き物だ。この回は怪獣同士、そして
ウルトラマンが、柔道やプロレス、ボクシング等を行うので子供達には喜ばれるだろうが、
それだけ内容が貧しいストーリー展開になっている。
 宇宙から来た怪獣「ドラコ」は、バンアレン帯を通過したのだから、熱には強いはずだ。
冬山の日本アルプスでは力を発揮できなかったのだろうか、簡単にやられてしまう。
全く存在感も破壊力も無い怪獣で、ただ宇宙からやられる為に降りてきただけの
情けない怪獣である。

 科特隊は、強力乾燥ミサイルで「ギガス」の破壊に成功する。今回もウルトラマンに
頼らずに退治した実績を残したのだ。この事をしっかりと頭に刻み込んでおいて欲しい。
無事、事件が解決したが、彗星が次に接近する、3026年7月2日午前8時には、
今度こそ地球と衝突する事が判る。

 ツイフォンが通過すると言う事でビルの地下に避難する人の数の少なさ。
20~30人だろうか?都心は過疎地なのか?
きっと監督が都会で地下に避難する人のシーンが欲しくて、通行人が誰も居ない真夜中の
、ひっそりとした都心のビル街の一角で短時間にロケを行ったのだと思う。
エキストラとスタッフの皆さん、御苦労さまと言いたい。

★・点数30点
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