怪奇大作戦 第2話 「人食い蛾」 [怪奇大作戦]
●・第2話「人食い蛾」
監督 円谷一 脚本 金城哲夫 特撮 的場徹
出演 森山周一郎 宗像勝己 弓恵子 杉田康
◆・ストーリー
ハイウエーでヨットハーバーで、人が泡状に溶けて変死する奇怪な事件が続発する。
外国資本の企業スパイが、チラス菌を含んだ「蛾」の燐分を利用してライバル会社の
マルス自動車の設計技師の社員を狙った犯罪だった。
◆・レビュー
「蛾」を使って殺人を行うというアイデアが面白い。犬や猫や鳥ではなく、
蛾というのが不気味な雰囲気を醸し出し、いかにも怪奇大作戦らしくて良い。
また不思議と思われた事件の原因や手口、背景などが、いとも簡単に解明されて
しまうのは、SRIスタッフの知能指数の高さと、知識や見識の深さを表している
ように感じる。
チラス菌を浴びた人間が白骨化していく特撮技術の素晴らしさは見もので、
当時の最先端をいった見事な物である。
どうやって「蛾」に菌を植え付けるのかとか、また蛾の回収方法やあるいは
目的達成後の処理、なぜターゲットの相手に確実に蛾を近づけられるのかなどが
不明だが、そういった疑問を抜きにして、なかなか面白い展開になっている。
ライバル会社の設計技師を片っ端から暗殺するなんて、そこらへんの産業スパイ
よりもはるかに恐ろしいではないか。
SRIの白い小型の派手なスポーツカー(トータス号)は目立ってしょうがないと
思う。あれでは構成員の正体がばれてしまい、犯罪組織に狙われる危険性があると
思うのだが。番組制作当時は、そのような発想をしない世相だったような気がする。
★・点数 90点
監督 円谷一 脚本 金城哲夫 特撮 的場徹
出演 森山周一郎 宗像勝己 弓恵子 杉田康
◆・ストーリー
ハイウエーでヨットハーバーで、人が泡状に溶けて変死する奇怪な事件が続発する。
外国資本の企業スパイが、チラス菌を含んだ「蛾」の燐分を利用してライバル会社の
マルス自動車の設計技師の社員を狙った犯罪だった。
◆・レビュー
「蛾」を使って殺人を行うというアイデアが面白い。犬や猫や鳥ではなく、
蛾というのが不気味な雰囲気を醸し出し、いかにも怪奇大作戦らしくて良い。
また不思議と思われた事件の原因や手口、背景などが、いとも簡単に解明されて
しまうのは、SRIスタッフの知能指数の高さと、知識や見識の深さを表している
ように感じる。
チラス菌を浴びた人間が白骨化していく特撮技術の素晴らしさは見もので、
当時の最先端をいった見事な物である。
どうやって「蛾」に菌を植え付けるのかとか、また蛾の回収方法やあるいは
目的達成後の処理、なぜターゲットの相手に確実に蛾を近づけられるのかなどが
不明だが、そういった疑問を抜きにして、なかなか面白い展開になっている。
ライバル会社の設計技師を片っ端から暗殺するなんて、そこらへんの産業スパイ
よりもはるかに恐ろしいではないか。
SRIの白い小型の派手なスポーツカー(トータス号)は目立ってしょうがないと
思う。あれでは構成員の正体がばれてしまい、犯罪組織に狙われる危険性があると
思うのだが。番組制作当時は、そのような発想をしない世相だったような気がする。
★・点数 90点
2010-04-02 14:38
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