怪奇大作戦 第14話」「オヤスミナサイ」 [怪奇大作戦]

●・第14話「オヤスミナサイ」

監督 飯島敏宏  脚本 藤川桂介 特撮 的場徹

出演 岸田森 勝呂誉 松山省二 原保美 小林昭二 小橋玲子
ゲスト出演 ささきいさお(佐々木功)  北島マヤ

◆・ストーリー

 高原ヒュッテで、恋人同士の達夫とユキは、2人きりのキャンドルパーティーを
開いていたが、ユキは誤って達夫にナイフを刺して殺してしまう。そこへ猟をして
いて道に迷った牧が訪れ一泊させてもらうが、男に襲われて格闘して男を絞め殺す
夢を見る。目覚めると、その男が夢で見た通りに死んでいたが、その後、双子の弟
の方が現場に現れるが謎は深まり、牧に殺人犯の疑いが掛かるが、些細な事で犯人
の正体がばれて無事解決する。

◆・レビュー

 双子の存在を利用して他人を犯人に仕立て上げようとする殺人事件で、怪奇という
よりはサスペンスドラマといえよう。「怪奇大作戦」の基本的なテーマとは、ちょっと
懸け離れているのではないか。
 「藤川桂介」脚本のこの作品は、普通のサスペンスドラマに近く、双子を使った
トリックも相当に無理があるように感じる。やはり、このような作品のシナリオを描く
脚本家は、SFやホラー的な知識や感覚を理解出来る人材を起用するべきと考える。

 牧が寝たベッドの枕に細工を仕掛けて睡眠学習で操るという科学的手法と、
双子のパラドックスを巧妙に利用した犯罪で、そういう点では興味が持たれるが、
佐々木功が犯罪者の役を見事にこなしている以外は、特に注目するシーンが無い。

★・点数 20点
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