ウルトラマン 「第19話 悪魔はふたたび」 [ウルトラマン]
◆・第19話 悪魔はふたたび
監督 野長瀬三摩地 脚本 山田正弘 南川竜 特撮 高野宏一
出演 ムラマツキャップ(小林昭二) ハヤタ(黒部進) アラシ(石井伊吉)
イデ(二瓶正也) フジ(桜井浩子)
ゲスト出演 福田義之 丸山謙一郎 相沢治夫 塚田正昭
青色発砲怪獣 アボラス 赤色火炎怪獣 バニラ
◆・ストーリー
ビル工事現場から不思議な金属で出来た青いカプセルが発見された。
もうひとつの赤いカプセルは、発見されずに土砂の集積所に放棄される。
宇宙考古学の権威・福山博士(福田義之)の解析の結果、二つのカプセルは3億5千年前
の古代文明によって閉じ込められた凶悪な怪獣だった事が判明するが時遅く、落雷によって
赤いカプセルから怪獣が出現する。
◆・レビュー
3億5千年前には、今よりも科学技術が発展した文明が存在していたようだが、
それならば万が一に備えて、怪獣が復活した時の対応策もカプセルに着けておいて
欲しかった。どうやって捕獲、液体化したのかを明文化あるいは図で表記してくれてれば、
苦労せずに済むのに気が利かない古代人だ。
東京のビル工事現場で、3億5千年前の古い地層まで掘るだろうかという疑問を感じるし、
赤いカプセルが、ほぼムキ出しの状態でダンプに積み込まれて、処理場で放棄される過程で
剥き出しになるのだが、なぜか誰にも発見されない。普通は判るはずだ。
ましてや青いカプセルが発見された後だから、現場の作業員も注意して見ているはずで、
このシーンの描写方は、もっと配慮して欲しかった。
出現した怪獣退治にヴィートルが出動するのだが、兵装はロケット弾しか装備していない。
マルチ133は常備してないようだ。これでは、後から飛来してきたF4ファントムの方がはるかに
重装備で威力があるはずだ。という事は、通常兵器を積んで行動するヴィートルは、
意外と攻撃力が低いのが露呈してしまった。
怪獣との対決シーンでは、「オリンピック競技場」⇒国立競技場で、実際にロケを行ったようで、
行動経路は映像から判断すると、おそらく射撃現場が「東京体育館の裏側」⇒連絡橋を渡る⇒
国立競技場正面入り口⇒競技場内⇒原宿門口から入場⇒最後は隣接の公園トイレ横と推測される。
国立競技場のセットはかなり忠実に制作されているようで、1968年当時は現在とは、スタンドの
光景が異なっているのが判ると思う。
この回は星野少年が出てこない為に、大人の会話と行動が進行して、物語全体が引き締まって
中々充実した内容になっている点に注目したい。
★・点数60点
監督 野長瀬三摩地 脚本 山田正弘 南川竜 特撮 高野宏一
出演 ムラマツキャップ(小林昭二) ハヤタ(黒部進) アラシ(石井伊吉)
イデ(二瓶正也) フジ(桜井浩子)
ゲスト出演 福田義之 丸山謙一郎 相沢治夫 塚田正昭
青色発砲怪獣 アボラス 赤色火炎怪獣 バニラ
◆・ストーリー
ビル工事現場から不思議な金属で出来た青いカプセルが発見された。
もうひとつの赤いカプセルは、発見されずに土砂の集積所に放棄される。
宇宙考古学の権威・福山博士(福田義之)の解析の結果、二つのカプセルは3億5千年前
の古代文明によって閉じ込められた凶悪な怪獣だった事が判明するが時遅く、落雷によって
赤いカプセルから怪獣が出現する。
◆・レビュー
3億5千年前には、今よりも科学技術が発展した文明が存在していたようだが、
それならば万が一に備えて、怪獣が復活した時の対応策もカプセルに着けておいて
欲しかった。どうやって捕獲、液体化したのかを明文化あるいは図で表記してくれてれば、
苦労せずに済むのに気が利かない古代人だ。
東京のビル工事現場で、3億5千年前の古い地層まで掘るだろうかという疑問を感じるし、
赤いカプセルが、ほぼムキ出しの状態でダンプに積み込まれて、処理場で放棄される過程で
剥き出しになるのだが、なぜか誰にも発見されない。普通は判るはずだ。
ましてや青いカプセルが発見された後だから、現場の作業員も注意して見ているはずで、
このシーンの描写方は、もっと配慮して欲しかった。
出現した怪獣退治にヴィートルが出動するのだが、兵装はロケット弾しか装備していない。
マルチ133は常備してないようだ。これでは、後から飛来してきたF4ファントムの方がはるかに
重装備で威力があるはずだ。という事は、通常兵器を積んで行動するヴィートルは、
意外と攻撃力が低いのが露呈してしまった。
怪獣との対決シーンでは、「オリンピック競技場」⇒国立競技場で、実際にロケを行ったようで、
行動経路は映像から判断すると、おそらく射撃現場が「東京体育館の裏側」⇒連絡橋を渡る⇒
国立競技場正面入り口⇒競技場内⇒原宿門口から入場⇒最後は隣接の公園トイレ横と推測される。
国立競技場のセットはかなり忠実に制作されているようで、1968年当時は現在とは、スタンドの
光景が異なっているのが判ると思う。
この回は星野少年が出てこない為に、大人の会話と行動が進行して、物語全体が引き締まって
中々充実した内容になっている点に注目したい。
★・点数60点
2012-02-03 22:02
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