怪奇大作戦 第5話「死神の子守唄」 [怪奇大作戦]
●・第5話「死神の子守唄」
監督 実相寺昭雄 脚本 佐々木守 特撮 大木淳
出演 岸田森 勝呂誉 松山省二 原保美 小橋玲子 小林昭二
ゲスト出演 深山ユリ 草野大悟 戸浦六宏
◆・ストーリー
助けを求め必死に逃げる女性、しかし銃で撃たれた瞬間に凍りついて殺される
という残酷な事件が3件続けて起きる。三沢は、それが高木京子(深山ユリ)の
歌うヒット曲の歌詞どおりに起きている事に気がつく。
この連続殺人は、広島で体内被爆した妹の命を救う為に、科学者の兄・
吉野貞夫(草野大悟)が行ったスペクトルG線の人体実験だったのだ。
しかし夢は叶わず、兄は抵抗するが逮捕され、妹は兄の銃で自殺して悲劇は終わる。
監督 実相寺昭雄 脚本 佐々木守 特撮 大木淳
出演 岸田森 勝呂誉 松山省二 原保美 小橋玲子 小林昭二
ゲスト出演 深山ユリ 草野大悟 戸浦六宏
◆・ストーリー
助けを求め必死に逃げる女性、しかし銃で撃たれた瞬間に凍りついて殺される
という残酷な事件が3件続けて起きる。三沢は、それが高木京子(深山ユリ)の
歌うヒット曲の歌詞どおりに起きている事に気がつく。
この連続殺人は、広島で体内被爆した妹の命を救う為に、科学者の兄・
吉野貞夫(草野大悟)が行ったスペクトルG線の人体実験だったのだ。
しかし夢は叶わず、兄は抵抗するが逮捕され、妹は兄の銃で自殺して悲劇は終わる。
怪奇大作戦 第4話「恐怖の電話」 [怪奇大作戦]
●・第4話「恐怖の電話」
監督 実相寺昭雄 脚本 佐々木守 特撮 大木淳
出演 岸田森 勝呂誉 松山省二 原保美 小橋玲子 小林昭二
ゲスト出演 桜井浩子
◆・ストーリー
電話に出た人が突然、炎上する事件が連続する。
共通するのは、滝口令子(桜井浩子)が傍に居た事とパルス音が事前に発生する事
だけだった。牧は電話を使い超音波を殺人光線に変えるのではと推理を組み立てて
調査にあたる。
監督 実相寺昭雄 脚本 佐々木守 特撮 大木淳
出演 岸田森 勝呂誉 松山省二 原保美 小橋玲子 小林昭二
ゲスト出演 桜井浩子
◆・ストーリー
電話に出た人が突然、炎上する事件が連続する。
共通するのは、滝口令子(桜井浩子)が傍に居た事とパルス音が事前に発生する事
だけだった。牧は電話を使い超音波を殺人光線に変えるのではと推理を組み立てて
調査にあたる。
怪奇大作戦 第3話「白い顔」 [怪奇大作戦]
●・第3話「白い顔」
監督 飯島敏宏 脚本 金城哲夫 上原正三 特撮 的場徹
出演 岸田森 勝呂誉 松山省二 原保美 小橋玲子 小林昭二
ゲスト出演 市川暎子 森幹太 稲吉靖
◆・ストーリー
会社員がライターに点火した途端、炎に包まれ焼死する事件が起こる。
唯一の手掛かりは水上順子の存在だった。三沢と牧は調査の為に箱根へ向かう。
その結果、事件の背後には謎の白い顔の男の存在が判明するが、その直後、
順子の恋人のレーサー池田が運転中にレーザー銃で撃たれて殺されてしまい、
事件は意外な方向に展開する。
監督 飯島敏宏 脚本 金城哲夫 上原正三 特撮 的場徹
出演 岸田森 勝呂誉 松山省二 原保美 小橋玲子 小林昭二
ゲスト出演 市川暎子 森幹太 稲吉靖
◆・ストーリー
会社員がライターに点火した途端、炎に包まれ焼死する事件が起こる。
唯一の手掛かりは水上順子の存在だった。三沢と牧は調査の為に箱根へ向かう。
その結果、事件の背後には謎の白い顔の男の存在が判明するが、その直後、
順子の恋人のレーサー池田が運転中にレーザー銃で撃たれて殺されてしまい、
事件は意外な方向に展開する。
怪奇大作戦 第2話 「人食い蛾」 [怪奇大作戦]
●・第2話「人食い蛾」
監督 円谷一 脚本 金城哲夫 特撮 的場徹
出演 森山周一郎 宗像勝己 弓恵子 杉田康
◆・ストーリー
ハイウエーでヨットハーバーで、人が泡状に溶けて変死する奇怪な事件が続発する。
外国資本の企業スパイが、チラス菌を含んだ「蛾」の燐分を利用してライバル会社の
マルス自動車の設計技師の社員を狙った犯罪だった。
監督 円谷一 脚本 金城哲夫 特撮 的場徹
出演 森山周一郎 宗像勝己 弓恵子 杉田康
◆・ストーリー
ハイウエーでヨットハーバーで、人が泡状に溶けて変死する奇怪な事件が続発する。
外国資本の企業スパイが、チラス菌を含んだ「蛾」の燐分を利用してライバル会社の
マルス自動車の設計技師の社員を狙った犯罪だった。
怪奇大作戦 第1話「壁抜け男」 [怪奇大作戦]
◆・第1話「壁抜け男」
監督 飯島敏宏 脚本 上原正三 特撮 的場徹
出演 田口計 岩本多代 本田三千雄
◆・ストーリー
仏像や財宝を予告通り盗む世紀の怪盗キングアラジンが現れた。
警察は為す術もなく犯行を阻止出来ず、追跡して追いつめてもあざ笑うかの
ように壁抜けの術で逃げられてしまう。
その正体は、水中箱抜けに失敗して笑いものになり消息を絶った天才奇術師
「一鉄斎春光」だった。春光は、失敗した時の精神的なダメージの影響で、
半ば狂人と化してしまっており、箱に入り湖底にいると観客の喝采の幻聴が
聞こえるまでになっていた。
やがて正体がばれて警察とSRIに追いつめられ、水中箱抜けの技を使って
逃げるが、水深50mの水圧に耐えきれず箱が潰れて敢え無く最期を遂げる。
監督 飯島敏宏 脚本 上原正三 特撮 的場徹
出演 田口計 岩本多代 本田三千雄
◆・ストーリー
仏像や財宝を予告通り盗む世紀の怪盗キングアラジンが現れた。
警察は為す術もなく犯行を阻止出来ず、追跡して追いつめてもあざ笑うかの
ように壁抜けの術で逃げられてしまう。
その正体は、水中箱抜けに失敗して笑いものになり消息を絶った天才奇術師
「一鉄斎春光」だった。春光は、失敗した時の精神的なダメージの影響で、
半ば狂人と化してしまっており、箱に入り湖底にいると観客の喝采の幻聴が
聞こえるまでになっていた。
やがて正体がばれて警察とSRIに追いつめられ、水中箱抜けの技を使って
逃げるが、水深50mの水圧に耐えきれず箱が潰れて敢え無く最期を遂げる。
怪奇大作戦・初めに [怪奇大作戦]
怪奇大作戦
◆・初めに
科学で解明される怪奇現象というのが怪奇大作戦の根幹テーマであり、
大人向けの本格的なSFドラマを志向した番組として制作された。
放映された1968~69年当時は、SFというと子供向けのお子様ランチの空想
物語と受け取られて低い評価しかされなかった時代で、一部の熱狂的なファンや
理解者を除けば、現実の世界とは懸け離れた子供の見る物にすぎず、未来社会に
託した科学の進歩や文明の発展への希望ではなく、まともな科学とは相いれない
キワモノとして扱われ、時として朝笑の対象でもあった。
そのような時代に、大人向けという意図でこの作品が制作されたのは、テレビ界
のみならず、日本社会の中においても歴史的な出来事だったといえよう。
しかも単にSFだけの狭い話ではなく、社会問題や人間ドラマやサスペンス等
の要素も盛り込まれた内容の濃い番組であり、番組制作後、約40年が経過
した21世紀を舞台にした≪怪奇大作戦パート2≫の制作が待ち望まれる。
現在では主役クラスの俳優が脇役、端役で出演していて、昔はこんな役を
やっていたのかという発見が出来る。また当時の時代背景が出ていて面白い。
制作年度が1968~69年度というのは、高度成長時代に突入して経済的にも
科学分野でも、右肩上がりの成長一途で日本の未来が輝かしく思えた頃である。
またこの時代にアイデアを凝らした特撮技術を駆使した映像表現が素晴らしい。
円谷プロの実力を示す怪奇大作戦の見所の一つである。
気になるのが、SRIの研究所の事務所のシーンになると、しょっちゅう
コーヒーを飲み、タバコを吸う事だ。それもじっくりと味わうというよりも、
ガブ飲みに近く、記憶がハッキリと残っていない為に武田薬品以外、コーヒー
会社がスポンサーに入っていたかどうかが不明なのが残念だ。
そして一世を風靡した故・山本直純氏が音楽監督を担当している。
なお第24話「狂気人間」は、未来社会の残虐犯罪と異常ともいえる弁護の乱用
を予見するような内容と趣旨で、実に素晴らしい作品に仕上がっているのだが、
誠に残念な事に扱ったテーマが正論にも関わらず、正常な神経を持てない勢力の
弾圧によって、放送禁止となってしまいDVD化もされていないようだ。
★・レギュラー登場人物
・SRI(科学捜査研究所)
的矢 忠・所長 (原 保美 )
三沢 京介 (勝呂 誉 )
牧 史郎 (岸田 森 )
野村 淳 (松山 省二)
小川 さおり (小橋 玲子)
町田警部 (小林 昭二)
◆・初めに
科学で解明される怪奇現象というのが怪奇大作戦の根幹テーマであり、
大人向けの本格的なSFドラマを志向した番組として制作された。
放映された1968~69年当時は、SFというと子供向けのお子様ランチの空想
物語と受け取られて低い評価しかされなかった時代で、一部の熱狂的なファンや
理解者を除けば、現実の世界とは懸け離れた子供の見る物にすぎず、未来社会に
託した科学の進歩や文明の発展への希望ではなく、まともな科学とは相いれない
キワモノとして扱われ、時として朝笑の対象でもあった。
そのような時代に、大人向けという意図でこの作品が制作されたのは、テレビ界
のみならず、日本社会の中においても歴史的な出来事だったといえよう。
しかも単にSFだけの狭い話ではなく、社会問題や人間ドラマやサスペンス等
の要素も盛り込まれた内容の濃い番組であり、番組制作後、約40年が経過
した21世紀を舞台にした≪怪奇大作戦パート2≫の制作が待ち望まれる。
現在では主役クラスの俳優が脇役、端役で出演していて、昔はこんな役を
やっていたのかという発見が出来る。また当時の時代背景が出ていて面白い。
制作年度が1968~69年度というのは、高度成長時代に突入して経済的にも
科学分野でも、右肩上がりの成長一途で日本の未来が輝かしく思えた頃である。
またこの時代にアイデアを凝らした特撮技術を駆使した映像表現が素晴らしい。
円谷プロの実力を示す怪奇大作戦の見所の一つである。
気になるのが、SRIの研究所の事務所のシーンになると、しょっちゅう
コーヒーを飲み、タバコを吸う事だ。それもじっくりと味わうというよりも、
ガブ飲みに近く、記憶がハッキリと残っていない為に武田薬品以外、コーヒー
会社がスポンサーに入っていたかどうかが不明なのが残念だ。
そして一世を風靡した故・山本直純氏が音楽監督を担当している。
なお第24話「狂気人間」は、未来社会の残虐犯罪と異常ともいえる弁護の乱用
を予見するような内容と趣旨で、実に素晴らしい作品に仕上がっているのだが、
誠に残念な事に扱ったテーマが正論にも関わらず、正常な神経を持てない勢力の
弾圧によって、放送禁止となってしまいDVD化もされていないようだ。
★・レギュラー登場人物
・SRI(科学捜査研究所)
的矢 忠・所長 (原 保美 )
三沢 京介 (勝呂 誉 )
牧 史郎 (岸田 森 )
野村 淳 (松山 省二)
小川 さおり (小橋 玲子)
町田警部 (小林 昭二)