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ウルトラQ・第8話「甘い蜜の恐怖」 [ウルトラQ]

第8話「甘い蜜の恐怖」

監督 梶田興冶 脚本 金城哲夫 特殊技術 川上景司
出演 佐原健二 桜井浩子 西條康彦 江川宇礼雄
ゲスト出演 沢井佳子 黒部進 清水元

◆・ストーリー

 農事試験場の木村(黒部進)は、ロイヤルゼリーの何百倍もの栄養がある
「ハニーゼリオン」の研究が認められて、学会で発表するチャンスを掴む。
しかも博士の娘(沢井佳子)との婚約もまとまり前途洋々だったが、
それを妬んだ何者かが、モグラにハニーゼリオンを与えた結果、巨大な
モグラが出現した。


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ウルトラQ・第7話「SOS富士山」 [ウルトラQ]

第7話「SOS富士山」

監督 飯島敏宏 脚本 金城哲夫 千束北男  特殊技術 的場徹
出演 佐原健二 桜井浩子 西條康彦 
ゲスト出演 金井大 高橋英志郎 市川和子  晴野チック・タック

岩石怪獣「ゴルゴス」

◆・ストーリー

 噴火の危機が囁かれる富士山の麓で、突然、池の中から岩石の塊が吹き出てくる。
爆破して粉々にしたが、不思議な事に集結~合体して怪獣に変身する。
実は岩石は怪獣で人々を襲い始める。
その怪獣に対して、樹海に住み着いている和製ターザン、タケルが一騎打ちの戦いを挑む。

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ウルトラQ・第6話「育てよ!カメ」 [ウルトラQ]

第6話「育てよ!カメ」

監督 中川晴之助 脚本 山田正弘 特殊技術 小泉一
出演 佐原健二 桜井浩子 西條康彦 
ゲスト出演 中村和夫 大泉湶 二瓶正也 

◆・ストーリー

 太郎少年(中村和夫)は、亀を育てて99cmに成長したら、
竜宮城へ連れて行ってくれると信じて、教室にまで亀を持ち込むほどのカメキチガイ。
銀行強盗事件に巻き込まれてしまうが、その逃走劇の最中に亀が本当に99センチに
成長し、念願かなって竜宮城へ行く事になるが------


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ウルトラQ・第5話「ペギラが来た」   [ウルトラQ]

第5話「ペギラが来た」

監督 野長瀬三摩地 脚本 山田正弘 特殊技術 川上景司
出演 佐原健二  
ゲスト出演  田村奈巳 松本克平 森山周一郎 伊吹徹 黒木順

冷凍怪獣 ぺギラ

◆・ストーリー

 南極基地の越冬隊員で3年前に失踪した野村隊員の消息を突き止める目的で、万城目は
極地観測隊に参加する。ある日、雪上車で基地を飛び出した久原隊員(田村奈美)の後を
隊長達と追うが、マイナス130度の冷凍光線を吐く怪獣ぺギラに襲われる。
 野村隊員の変死体が見つかった場所で、不思議な事に3年間生き伸びていた犬のサブローを
調べたところ、ペギラが嫌いなコケを食べていたのが判明、そこからぺギミンHを開発し撃退に
成功する。


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ウルトラQ・第4話「マンモスフラワー」 [ウルトラQ]

第4話「マンモスフラワー」

監督 梶田興冶  脚本 金城哲夫 梶田興冶  特殊技術 川上景司
出演 佐原健一 桜井浩子 西條康彦 江川宇礼雄 
ゲスト出演  高田稔 堺左千夫 雨宮貞子 丘照美 中山豊

◆・ストーリー

 都会の真ん中でビルが破壊され、地下や皇居のお濠から吸血植物の根が出現して人々を
襲ってきた。マンモスフラワーである。やがて蕾となり花弁を開き毒花粉をまき散らし始めた。
植物への対応をめぐり、一の谷博士と植物学者の源田博士(高田稔)の意見が違い、作戦が
挫折しかかるが、源田博士が誤ちに気づき、空中から必殺の炭酸ガス固定剤を投下~噴射する。



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ウルトラQ・第3話「宇宙からの贈り物」 [ウルトラQ]

第3話「宇宙からの贈り物」

監督 円谷一 脚本 金城哲夫  特殊技術 川上景司 
出演 佐原健二 桜井浩子 西條康彦  江川宇礼雄  田島義文 
ゲスト出演 田崎潤 佐藤功一 岡部正 加藤春哉

火星解獣・ナメゴン

◆ストーリー

 半年前に打ち上げた火星探査用の宇宙ロケットのカプセルが返ってきた。
中には金色の玉が2個入っており、金庫に保管したが金庫破りに札束と一緒に奪われてしまう。
犯人は、その後、星川航空に現れ飛行機で逃走を図るが、大蔵島の洞窟で、玉から出てきた
怪獣に殺される。玉は温める事によって巨大化し、中からナメクジのような火星怪獣が現れる
仕組みになっていたのだ。



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ウルトラQ・第2話「五郎とゴロー」 [ウルトラQ]

第2話「五郎とゴロ-」

監督 円谷一  脚本 金城哲夫  特殊技術 有川貞昌
出演      佐原健二  桜井浩子 西條康彦  田島義文
ゲスト出演  土屋嘉男  鈴木和夫  桐野洋雄 二瓶正也 

巨大猿ゴロー

◆・ストーリー

 天城山のロープウエイに、突然巨大な猿が現れた。
聾唖者の未青年「五郎」が可愛がっていた【猿のゴロ-】が「青葉くるみ」という
特殊栄養剤を食べ過ぎて甲状腺に異常をきたし巨大化してしまったのだ。
「五郎」はゴローに与える食料を盗んだ事で警察に逮捕されてしまうが、
ゴローが後を追って街に出てくる。


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ウルトラQ・第1話・ゴメスを倒せ [ウルトラQ]

第1話 「ゴメスを倒せ」

監督  円谷一  脚本 千束北男  特殊技術 小泉一
出演  佐原健二  桜井浩子  西條康彦  田島義文
ゲスト出演 江原達治 村岡順二 大村千吉 

古代怪獣ゴメス 原始怪鳥リトラ

◆・ストーリー

 東海道弾丸道路の工事現場で洞窟が発見され、中には怪獣(ゴメス)が居るらしい。
事故の取材の為に万丈目淳(佐原健二)と江戸川由利子(桜井浩子)は洞窟に入ったが、
道に迷い落盤事故に巻き込まれてしまいゴメスに追いかけられる。
洞窟から出土した卵から孵化した鳥の怪獣「リトラ」が、古文書どおり
ゴメスを迎え撃ち倒すが、同時にリトラも力尽きる。


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ウルトラQ・初めに [ウルトラQ]

ウルトラQ(1966年)
◆・初めに

 海外のSFドラマを意識した作りでありながら、子供向けのテレビ番組という触れ込み
で軽く見られそうだが、日本初のテレビ用の本格的な空想特撮作品として大きな夢と
期待を集めた中で始まった番組である。ウルトラQが成功した結果、その後の様々な
SF作品の隆盛がもたらされたといっても過言ではないだろう。
 子供向けでありながら、意外とシリアスな物語が中心で、時として難解な物もあり、
科学教育ドラマのような一面もあったが、その一方でコミカルな物語が程良く散りばめら
れている。

 ウルトラQと聞いて誰もが最初に連想するのが、番組冒頭の回転して現れる奇妙な
タイトルロゴと不安を掻き立てるようなBGMである。少し斬新すぎるきらいはあったが
、タイトルロゴ自体がアンバランスな世界を象徴しているようでもあり、一度聴いたら
耳に残るBGMだった。そしてナレーターの石坂浩二の独特の語り口とテンポで、
まるで諭したり説いたりするような語りかけが印象的だった。

 テレビを見ている者は、バランスが崩れた不思議な世界、アンバランスゾーンの中に
引き込まれていく。そこは通常の日常生活とは異なる別次元の世界だ。
お茶の間に居ながら奇妙で不思議な世界と時間を体験できる。子供達にとっては夢の
世界であり、無限の可能性が拡がる未来への希望だったのかもしれない。
 
 ウルトラQの特徴は、摩訶不思議な事件を、人類を超越したスーパーヒーローではなく
、人間が知恵と行動力を活かして問題を解決していくのが見所である。
 街並みや船舶や航空機など、ハッキリ、ミニチュアやセットと判るがバカには出来ない。
まだCGが無かった当時としては、随分と精巧に作られており最高レベルの技術なのだ。
このような技術とアイデアと努力を積み重ねて今現在があると思ってほしい。
また生物や植物が巨大化するのに、原爆や水爆実験の放射能の影響を受けた結果という
日本SF映画における定番のようなお題目を使わなかっ点も良かった。

 惜しむらくは30分番組という時間的な制約があった事ではなかろうか。
あまりに短い為に、ストーリー展開が早急で短絡的で説明不足になってしまったのが残念で、
1時間番組ならばもっと充実した映画顔負けの作品になっていたと思われる。
 
 ただ残念だったのがレギュラーの二人、万城目淳(佐原健二)と戸川一平(西條康彦)の
職業設定に大きなミスを犯した事だ。
 万丈目淳と助手の戸川一平は、全ての民間や公共の関係機関から越権行為が黙認され、
各種特権が与えられた存在としか思えないような行動形態と発言力を保持している。
会社の制服と帽子を着用しているのだから勤務時間中と思われるが、日祭日、平日を問わず
、早朝から深夜まで、あちこちの事件や事故現場に姿を現し積極的に首を突っ込み、
身分証明書や記者証や取材許可証も提示せずに何処でも入っていける。
その上、その振る舞いと言動は、どう見ても民間航空会社のパイロットと助手ではなくて、
政府や警察の特殊なセクションに所属している人物にしか見えないのだ。
 さらに付け加えれば、科学特捜隊やウルトラ警備隊はまだ設立されていない時代だったので
隊員でもない。
 企画段階でプロデューサーが、脚本段階でシナリオライターが、制作段階で現場スタッフが
気づいて修正しない現実の方が「アンバランス」な世界のように感じる。

一の谷博士もスーパー科学者とでも形容したい人物で、あらゆる分野に精通しているのも凄い。
この人の本当の専門分野は何なのだろうという興味も湧いてくる。

1966年の制作から44年経った今、ウルトラQ全作品をあらためて見直すと、子供時代と大人に
なってからでは、感じ方も評価もかなり異なっているのだが、何度も再放送されて大勢の人に見ら
れて、各々の感動と共鳴と想い出と共に、SF特撮史上、忘れる事の出来ない名作として後世に
語り伝えられていく事であろう。

◆・配役、レギュラー&準レギュラー

万城目淳 (佐原健二)星川航空パイロット
戸川一平 (西條康彦)助手
江戸川由利子(桜井浩子)毎日新報カメラマン

一の谷博士 (江川宇礼雄)
毎日新報デスク (田島義文)


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